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なおと世界一周旅日記  Vol.208    「日本のサービスは、世界一!!」 

9/2(木)        in 大阪 (日本)

日本人は、世界一気配りのできる人種である。
人に気を遣うことに関して、とても美しい人間性を持っていると感じた。

メキシコ・シティから、ロス・アンジェルスに飛び、次に、ロスからJALで関空に着いたのだが、その機内で2つ驚いたことがあった。
1つ目は、ギターを機内に持ち込んだことによるものだ。
まず、空港のチェックインカウンターで、
「ギターは、どうなさいますか?」と聞かれた。
いつものように、「機内に、持ち込みます。」と、答えると、係のお姉さんは、
「あぁぁ・・・そうですかぁぁ・・・。」と答えながらも、不安げな顔をしている。
こういう反応には、初めて出会った。
何か俺がギターを持ち込むと、まずいのかな・・・と思いながらも、
機内にギターを持ち込んだ。
そして、自分の座席に座り、出発を待っていた時、スチュワーデスさんの一人が
俺の席にやって来て、俺の名前を確認してきた。

あれ? 違う席に、座っちゃったかな? はたまた、なんかまずいことしたかな?
と、脳内活動が活発になり始めた時、スチュワーデスさんは、こう続けた。

「ギター、上の棚に入りましたか?」
「え? は、はい。」

なんで、そんなことを聞くのか?
あ? えっ? 
もしかして・・・、さっきのチェックインカウンターのお姉さんから、
連絡が入ったのだろうか?
「座席番号何番のお客様が、ギターをお持ち込みされましたので、
ちゃんと荷物棚に収まったかどうか、確認してください。」ってか?
なんと、なんと、すごいネットワーク。
なんと、すごい気配りとサービス。
すごいぞ、JAL。
すごいぞ、日本人!

と感動するのも、つかの間、2つ目の驚きが訪れた。
機内では、緊急時の対処の仕方、機内での注意事項の説明が、画面に流れた。
その中のひとつの注意に、また、また、驚かされた。
「リクライニング・シートを倒される時は、後ろの方に一声おかけ下さい」だと?
なんと!!??  すごい、すごい、気配りだ!!
やさしい、優しすぎる。
そんなの、この1年以上何度も飛行機に乗ったが、見たことも聞いたこともない!
この座席は倒せる様に出来ているのだから、倒して何が悪い、当然でしょう・・・
といった考えしかないさぁ、普通は。
新鮮だ。新鮮すぎる。

日本をしばらく離れていると、こういったささいなことでも、
日本人の、他人や相手に対する心配りの美しさを、新鮮に感じた。
これは、日本にずっといたら、感じられなかっただろうなと思う。

P,S.1 ロスの空港で、フライトを待っている時、
   関空行きということもあって、多くの日本人を見かけた。
   そこで、今まで他の国では見たことのない、明らかにおかしい光景を見た。
   恐るべき数のルイ・ヴィトンのバッグ。
   学校指定のユニフォームバッグであるかのように、こぞってヴィトンであった。
   ヴィトンを持てば、それがスティタスなのであろうか?
   
P.S.2 機内で配られた新聞は、「明日の新聞」であった。
   時差のせいで、LAを出る時にはもう、日本の明日の朝刊が置いてあった。
   明日の新聞。ふははは。

P.S.3 機内食の質の高さも、驚きだ。
    チキンカレーに、お寿司に、お茶。
    しかも、プラスチック製ではないメタルスプーンは、この旅で初めて見た。
    うむ、洗って、使い回すのだな。
    地球に優しいぞ、にっぽん。


    美しき国民☆なおと


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