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なおと世界一周旅日記 Vol. 267     「The last mail 」

12/27 (火)          in ニューヨーク(アメリカ)

雪が昨夜降り始め、朝には雪化粧のニューヨークより
この旅、最後になるであろうメッセージを打つ。

今は、2004年12月27日(月)朝6時50分。
地球の、北米の、アメリカの、マンハッタンの、イースト・ビレッジの、
7stとAv1とAの間にある居候先のアパートの、自分の部屋の、
椅子に座りながら、これを打っている。

呼吸している。
目が見えている。
耳が聞こえている。
匂いがかげる。
味も分かる。
さわった感触もある。
しゃべることもできる。
どこも痛くない。
どこもかゆくない。
健康である。
生きている。

1年5ヶ月に及ぶ長旅が、今日にて終わる。
正確には、家に帰るまでが遠足であるので、
明日28日の夕方に、家の門をくぐった時に旅が終わる。
そうだな、ちょっと長い遠足であったのかもしれない。

こないだも書いた通り、今のところ、まだ寂しい気持ちは沸いてこない。
旅が終わることに対して、やり残した気持ちがまったくないからであろう。
ニューヨークに来たあたりから、旅の気分はもう消えて、
次のステップのことを考えていた日々だった。
素晴らしい旅であった。
素晴らしい経験であった。
そして、今は表現したくって、うずうずしている。
早く見せたくって、うずうずしているのだ。

雪が積もった。
その雪の上を踏みしめ、歩いて帰ってきた。
誰もまだ踏んでいない新雪。
そこにしっかりと、足跡を残してきたよ。
自分の足跡を、自分の生きた道しるべをつけてきたよ。
最後にニューヨークからの、すてきな雪のプレゼントだった。

この旅を無事成功させることができたのも、
いろんな人の支え、出会いがあったおかげである。
日本で長い間しぶとく待っててくれた、こりないファンの皆様。
あきれながらも、苦笑いの友達。
この旅で出会った多くの旅人よ。
旅中、俺を家で飼ってくれた方、一緒に音楽やってくれた方。
そして、いつでも心のど真ん中のところで、大きな支えをくれていた家族。

ほんとに、ありがとう。
みんなの旅だな、これは。
心の旅だ。

新しい時代が、新しい年がやってくる。
さあ、切り開け!
己の道を!!

やってみせましょうぞ!
感じるままに!

では、日本で会いましょう!!


       生きてこそ!!☆なおと


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