TRAVEL DIARY オフィシャルサイト

なおと世界一周旅日記  Vol. 207  「黄金の国、ジパングに、ついに上陸!」

9/2(木)        in 大阪 (日本)

そして俺は、かつて「黄金の島国」と呼ばれたジパングにやって来た。
そう、東の果て、日本にやって来たのだ。

しかし、これは決して旅の終わりを意味しているわけではない。
旅の途中で、今まで旅してきたのと同じスタンスで
「日本」という国を見たくなったのだ。
つまり、自国という位置づけではなく、外国人として日本を訪れてみようと考えた。
その国の伝統音楽と、今流行っているPOPSと両方感じようと、
一時帰国ではなく、訪日をするわけである。

この旅の間、日本のことを考えることが多くなった。
日本を離れて初めて、自分の国の文化について知らないなぁー、
住んでいると気が付かない「灯台もと暗し」なことが、たくさんあるなぁーと、
痛感することが多かった。
もちろん、今回の旅より前の4回の海外の旅でも感じたことなのだが、
その時は、いかんせん旅の期間が短すぎて、帰国するとすぐに、
元の生活になじんでしまったので、あまり意識することがなかった。
人は慣れる生き物である。
どうせ、今回も一年以上もの長い間、日本を離れていても、旅が終わり帰国したら日本人に囲まれた当たり前の東京の生活に慣れてしまい、自分が日本人であることや、日本のすばらしさを意識することなく、生活してしまうことは、わかっている。
だから、そうではなくて、旅の途中で日本を見ておきたかったのだ。
外の者として、日本を感じたかったのだ。
メキシコからアメリカに入国するつもりだったが、
その途中に日本を挟み、日本からアメリカに行くことにした。

一体どんな国だったのか・・・ワクワクしていた。
今の自分に、どんな風に映るんだろう? どう感じるんだろう?
外から見る日本は、とても神秘的であった。
地図を見直すと、4つの島が馬のような、
タツノオトシゴのような形を、形成している。

飛行機から見る日本の緑は、すごいスピリチュアルなものを感じさせた。


          日本という外国☆なおと


次のVol.208 「日本のサービスは、世界一!!」 へ

旅日記目次に戻る